2020年初の投稿となります。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今回は当院の3階病棟より特別養護老人ホーム(以下特養)へ退院されたA様の所へ訪問しました。

A様は当院では嚥下障害により、胃ろうを増設し、経口摂取訓練を続けていました。

その後、特養に入所することとなりました。MBO5月

訪問を行なうにあたり、理由が2点ありました。

①現在のADLの状況は?→離床していない

②経口摂取は継続できているのか?→経口摂取は非実施

でしたが・・・

特養と聞くと暗いイメージがありますが、開放的で明るいイメージだったとのことでした。

入所者様の個々の趣味などを活かし、細かく対応をされていたとのことでした。

そのため、A様は予想していたより、会話もでき元気だったようです。

ここでグループワークを行い、盛り上がった内容について触れていきたいと思います。

施設との連携というテーマを中心にディスカッションが行われました。

結果、特養にはリハビリスタッフが少ないことが多く、極力専門用語ではなく、分かりやすい言葉と写真による情報提供を行うことが望ましいのではないかとの声が上がりました。

また、地域連携パスやリハビリサマリーを併用していくとより良い情報提供ができるのではないかという声も上がりました。

この機会に再度情報提供の必要性について考えていきたいものですね!

 

城南病院 リハビリテーション科

理学療法士 海老根翔太